至近距離の幸せ

手つかずのままの文章に、”しあわせ”と書き込んだ・・・。 少し、少しだけ、ココロが半歩、歩いた気がした。
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作曲家列伝「宇崎竜童」




宇崎竜童。



“ダウンタウンブギブギバンド”で、「知らず知らずに」でデビュー。



そして、「港のヨーコヨコハマヨコスカ」が大ヒット。


♪アンタ、あの娘の何なのさ・・・♪のキメセリフが大いに受け、


妻、阿木曜子の作詞の大胆な詞が大注目され、


宇崎の力量と融合して、


おしどり夫婦コンビでの新しい歌謡界のジャンルの扉を開ける。


この不良感度が、


山口百恵からの熱い申し出で、


百恵が神秘化された一曲、「横須賀ストーリー」の誕生。


♪これっきり、これっきり、これっきりですか・・・♪


クールに歌う百恵の顔には、もうアイドルの顔ではなかった。


映画界での躍進もあり、


百恵は確固たるスターダムにのし上がる。




阿木、宇崎夫婦コンビは、


百恵をもっと、高めていく・・・。


ソフトに「夢先案内人」、「乙女座宮」、


ハードに「イミテンションゴールド」、「プレイバックPART2」等。



引退曲「さようならの向こう側」でフィナーレを迎える。




他のアーティストには


研ナオコに「愚図」、


郷ひろみに「禁漁区」、


ひろみ&樹木希林で、テレビ番組の挿入歌「お化けのロック」、


高田みずえに、「硝子坂」、「ビードロ恋細工」、


薬師丸ひろ子の「紳士同盟」、


渡辺典子の「晴れときどき晴れ」という隠れたヒットもあります。




「弟よ」でブレイクした内藤やすこの「想い出ぼろぼろ」は


レコード大賞の作曲賞を受賞の快挙。


まさに、宇崎ここにありを見せる。



意外な曲では、


菅原文太&愛川欽也の「男はつらいよ」の主題歌、


「一番星ブルース」も。



最近では、ジェロの「海雪」があります。



宇崎竜童。


俳優としても、映画音楽にも、


多方面なジャンルにも才能を開花させました。
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【 2013/06/24 (Mon) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)

作曲列伝「浜圭介」




浜圭介。



元は、演歌歌手。




浜慎二として、自ら作詞作曲した「おんな道」がヒット。



だが、歌手に見切りをつけ、作曲家としての


認知された記念すべき大ヒット曲が、


奥村チヨの「終着駅」。


千家和也の詞の良さも手伝い、その上、


メロディが、群を抜いた良さ。


この新鮮さは、歌謡曲ファンにはたまらない曲だった。


奥村チヨの「恋の奴隷」の対極にあり、


これが、奥村を王道の歌手としての地位を築き上げた。


その縁もあって、


その後、


ふたりは、結婚をした。


子供には恵まれなかったが、今でも、おしどり夫婦である。




余談はさておき、


「終着駅」の後、ヒッとは続く。


内山田ひろしとクールファイブの「そして神戸」。



♪神戸~ 泣いてどうなるのか・・・♪


これも詞が千家和也であるが、


出だしからのインパクトのメロディ。


完全に新しい風が吹いていた。歌謡界に。


衝撃は続く。



三善英史の「雨」だ。


♪雨~に打たれても まだ待つ人がいる・・♪


この“雨~に~”は、この出だし感、


「そして神戸」同様の、インパクト。


だが、三善のソフトな甘い歌声が、ぴったしはまり、


究極の大ヒット!



演歌にとどまらず、


あの堺正章の名曲「街のあかり」も浜だ。


阿久悠が作詞。


フォークなメロディ。


やさしく語りかける切ないメロディ。


浜の才能はとどまることはなかった・・・。



小柳ルミ子には「十五夜の君」。この曲は、


そう、ヒットはしなかったが、


メロディラインは、浜ならではの世界。



そして、


遂に、浜の世界を決定打が生まれる。


作詞になかにし礼を迎え、歌い手は、北原ミレイ。


「石狩挽歌」。


♪海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると・・・♪


もう、これも、出だしから、いやはやです。


北の海の荒くれた感が、まざまざ描かれ、


まるで、生きる漁師の魂が詞と共に、慟獄の歌でもある。


凄まじい。



これが、


ひとつの始まり。


遂に、八代亜紀の代表曲が生まれる。


「舟唄」だ。


これは、詞の阿久悠ならではの独特さ、


阿久悠しか書けない。


♪肴はあぶった イカでいい・・・♪



詞と言い、


「石狩挽歌」を原点としたら、


これは、進化系。


どちらも、


歌で、絵が浮かぶ。


まさに、映画だ。


後に、勢いを買い、阿久、浜コンビで、


レコード大賞狙いの「雨の慕情」で、


見事に獲得した。



他に、テレサでおなじみの作詞家、荒木とよひさと組み、


「悲しみ本線日本海」を作り出し、


この森昌子が、本格的な演歌歌手へと、ステップアップ。


「立待岬」と続いていく。



島津ゆたかの「ホテル」も捨てがたい。


桂銀淑の「すずめの涙」も忘れ難い。




極めつけは、


細川たかしの「望郷じょんがら」だ。


この間奏に流れる、津軽じょんがら三味線は、


圧倒する迫力。


細川の民謡で鍛えた喉が唸る、こぶしが回る。


浜の「石狩挽歌」、「舟唄」と共に、


渾身の演歌一大叙事詩だ。



また、高山厳の「心凍らせて」も、あなどれない。


シンプルな中に醸し出すメロディ。




そして、森昌子の再起の曲、「バラ色の未来」がある。


期待に反して、売れなかった。


バラード系に、ファンもついていけなかった。


また、昌子の声も、全盛期に到底、及ばなかった。


歌のブランクは、厳しい洗礼を受けたのだ。



今度は、


「バラ色の未来」、なかにし礼との再度のコンビで、


「こころ雪」を出す。


これが、まったく売れない。


されど、曲は、最高のメロディである。


心をこめて、


やさしく、撫でるように・・・


♪初雪が 降りかかる・・・♪のこのフレーズのメロディは、


最高峰のメロディである。


耳にしてない方は、


一度、お聴きください。


このさりげなく、インパクトがないのが、


受けない理由はわかるが、


浜圭介、ここにあり!です。



浜圭介。


誰も真似の出来ない、


雲の上のメロディメーカーである。



拍手!!!!!!
【 2013/06/11 (Tue) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)

作曲家列伝「猪俣公章」




猪俣公章。




あの古賀正男を師事。




森進一のデビュー曲の「女のためいき」で、


華々しく存在を高める。



それに加えて、往年の大歌手、水原弘に提供した「君こそわが命」が


大ヒット。


本格派作曲家の誕生。



その後、森には、月刊平凡の作詞募集
(他に、タイガース:花の首飾り、黛ジュン:雲にのりたい等がある)で、


なかにし礼補昨の「港町ブルース」もヒット。





そして、代表曲、「おふくろさん」が生まれる。


後に、森がコンサートで、この歌に、恩師作詞家の川内康範に相談せず、


独断で勝手にセリフを付け加え、さも、自分ストーリーの歌に仕立て上げ、


川内氏の逆鱗に触れ、「これは、日本のおふくろさん賛歌なのに!」と、


歌うことは封じられた事件が勃発。




川内氏の死去。



遺族の許可で、許されたという顛末がある。


(*余談だが、森は、いろいろ取り沙汰され、ケチだとか、
妹は伍代夏子と一緒に事務所を離れ決別、妻の森昌子にも三行半を
突き付けられ、利益のためなら引退の昌子を自分のコンサートに
強引に引っ張りだす、金の亡者ぷっりが災い)




横道はずれました。



森には、「冬の旅」、「さらば友よ」もあり、


演歌を超えたメロディは、猪俣ならではの才気です。





他に、


新人の藤圭子に「女のブルース」を提供。


阿久悠の作詞で、「京都から博多まで」は名曲です。




テレサ・テンのデビュー曲、「空港」は、


まさに、猪俣ワールド。



五木ひろしには、「千曲川」を提供。


この曲は、作詞家、山口洋子が五木の歌の中で、一番のお気に入り、


五木自身も、これが、歌手としてのスティタースを挙げたと


自負する渾身の1曲。





企画ものでは、


チャダの「面影の女」。


インド人による演歌でしたが、予想外にヒット。

(ジェロの「海雪」の先駆け?)





上沼恵美子が、若い頃、漫才の海原千里、万里で、一世を風靡した時代、


歌にも挑戦。


その「大阪ラプソディー」も、


大阪的な軽快なメロディが受け、ヒットしました。





そこで、


自宅に弟子入りさせて、満を持してデビューさせたのは坂本冬美です。


いきなり、「あばれ太鼓」がヒットし、後に、「祝い酒」が


それを上回るヒッとし、


坂本冬美は、演歌界の不動の地位を確立しました。




また、弟子のマルシアには、


「ふりむけばヨコハマ」を。


これまた、ヒットし、


猪俣は、演歌界の新しい風を吹き込みましたが・・・





残念ながら、1993年、


病死しました。


本当に惜しい作曲家を失いました。


演歌のワクを超えたメロディは、その後の演歌に


刺激的な影響を与えました。




猪俣公章。


凄かった。
【 2013/06/11 (Tue) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)

作曲家列伝「森田公一」



森田公一。




と言えば、


森田公一とトップギャラン。


「青春時代」です。




自らグループを率いての大ヒット。


この詞は阿久悠ですが、演歌調の7・5詞なのです。


これが、森田の軽いメロディとあいまり心地いい歌声が


受けました。



1970年代。


アイドルには、アグネス・チャンのデビュー曲「ひなげしの花」です。


♪ひなげしの~♪で始まるメロディと鼻を抜ける歌い方に


アグネス人気に一役買いました。


天地真理には、デビューを除いて、ほとんどのヒットを


手掛けました。

「ひとりじゃないの」、「虹をわたって」、「若葉のささやき」、


「恋する夏の日」、「想い出のセレナーデ」等があり、



キャンディーズにデビューの「あなたに夢中」、


「ハートのエースが出てこない」等、


岡田菜々に「青春の坂道」、


石野真子には「春ラ!ラ!ラ!」、


双子のリリーズに「好きよキャプテン」、


松尾ジーナ(懐かしい~!)に「気ままなジーナ」、


桜田淳子には、


「黄色いリボン」、「はじめての出来事」、「十七の夏」、


「夏にご用心」、「気まぐれヴィーナス」と連打。





男性歌手には


新井満の「ワインカラーのときめき」はCM曲として


ヒット。



渋くは、河島英五の「時代おくれ」が印象深いです。


研ナオコの「京都の女の子」はデビュー曲なれど、


さっぱり売れませんでした。



で、


最後に




森田公一の最大の曲は、


和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」です。



これは、1972年、TBSのプロが歌を競う番組で賞狙いでした。


「愛のメモリー」を若干意識し、声高らかに歌い上げるサビ、


当時、さほど、レコードは期待に反して売れませんでしたが、



今や、


和田アキ子とっての顔、代表曲になりました。



たくさんのヒット曲には恵まれませんでしたが、


森田公一の作曲家としての地位は、今だ揺るぎません。



*ちなみに、日本香堂、「青雲せいうん」のCM曲も自ら歌っています。

♪せいうん、せいうん・・・・

【 2013/06/04 (Tue) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(2)

作曲家列伝「三木たかし」




三木たかし。


妹に黛ジュン。




幼少から貧困生活に育ち、苦労している。


妹が、華々しいデビューを飾り、それを追いかけるかのように


作詞家、なかにし礼の後押しもあり、


遂に、泉アキの「恋はハートで」で作曲家デビュー。


小ヒットながら、認知され、



遂に、妹に送った満を持した「夕月」で大ヒットを果たす。


この作品で、レコード大賞狙いで、本命だったが、


まだ、三木たかしが、新人作曲家だったため、


その前の曲「天使の誘惑」が選ばれたといういきさつがある。

(当時、レコード大賞は威厳を保つため、名のある作家でないと
選出されない風潮があった。)



それにも臆せず、その後、森山良子の「禁じられた恋」、


浅丘ルリ子の「愛の化石」がヒット。



そして、遂に、阿久石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の誕生を迎える。


この作品は、当初、アルバムの1曲の予定だったが、


阿久悠が冒険的に作詞を試み、


演歌にありがちな自分の思いは一切出さず、


客観的に己の立場を目の前の風景で表すことで切なさを強調した作品。



それを、三木たかしの訴えるかのような熱いメロディがマッチ、


石川さゆりを本格派の演歌歌手の扉を開けた渾身の一作です。


次作には「能登半島」も、ファンの間では根強い人気です。



他に有名なところでは、川中美幸の「遣らずの雨」があります。


これも、まさに名曲です。


これは、本来、小柳ルミ子のアルバムの中の1曲でもあり、


それが、あまりにも評判がよく、川中美幸により、


シングルカットされ、今も歌い継がれるヒット曲です。



三木たかしは、演歌作曲家とみなされますが、


いえいえ、あべ静江の「コーヒーショップで」や


「みずいろの手紙」も彼なのです。


伊藤咲子には、「木枯らしの二人」、「乙女のワルツ」、「きみ可愛いね」、


キャンディーズに「哀愁のシンフォニー」、


西條秀樹に、「若き獅子たち」、「ブーメランストリート」などがあり、


山口百恵には、「白い約束」、「愛に走って」を提供。



そして、名曲中の名曲、


岩崎宏美の「思秋期」は、岩崎自身が、私の人生を変えた1曲と


認めるほどの作品です。


逸話があります。


この歌のレコーディング中、歌うたびに何度も何度も、涙がこみあげ、


中断も余儀なくされたそうです。


そして、岩崎の父親との約束で、


芸能界は20歳までの約束だったそうです。


しかし、この曲により、父も、歌手として認め、


許されることになったそうです。


この「思秋期」のメロディは、とても画期的で、


普通、出だしのイチメロ、ツーメロ、サビ、転調、


また、サビのパターンが一般的ですが、


この曲は、出だしのイチメロが、サビの後に、


大サビに化けるという画期的なプロ中のプロ、


天才技を披露しました。



渋めでは、


中村晃子に「恋の綱渡り」、西川峰子に「あなたにあげる」



演歌の大御所、ふたり、


五木ひろしには、「追憶」と、


「神田川」で名を馳せた喜多条忠作詞の「凍て鶴」もあります。



森進一には、代表曲のひとつ、「北の蛍」も忘れられません。



意外なところで、相撲界では、琴風の「まわり道」、


お正月の恒例、全国高等学校サッカー選手権のテーマ曲、


「振り向けば君は美しい」は番宣CMで時期になると流れます。



また、アンパンマンのオープニングソング、


「アンパンマンのマーチ」というのも驚きです。



わらべの大ヒット曲「めだかの兄弟」、「もしも明日が」もあり


多様なジャンルを手掛けました。



そろそろ佳境に入ってきました。


やはり、


演歌歌謡の三木たかし、存分が十分が・・・


坂本冬美の「夜桜お七」です。これぞの感じです。


そこへ、


チョー・ヨンピルの「想い出迷子」ときて、


三木たかしを語るには、この歌手抜きでは考えられません。



いよいよ、大トリです。


テレサ・テンです。


誰もが納得の歌手です。


フォーク時代、「四季の歌」を作詞作曲した荒木とよひさとの


ゴールデンコンビで、テレサを世の中に知らしめたのが、


「つぐない」、「愛人」、「時の流れに身をまかせ」、「別れの予感」等の


テレサワールド全開。


これぞ、三木たかし。


テレサ・イコール・三木たかし。


テレサのすべては、三木たかし。


残念なことに、2009年、64歳にして、作曲家の生涯を閉じました。


本当に苦労人であり、天才でもあり、努力家の三木たかし。


賞賛の拍手を送りましょう。


ありがとう。



【 2013/06/01 (Sat) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)

作曲家列伝「平尾昌章」



平尾昌章。



ロカビリー時代、ミッキー・カーチス、山下の3羽ガラスとして、


日劇を興奮のるつぼと化したひとり。



その後、結核で長期治療を余儀なくされ、遠ざかる。


しかし、それが、作曲家としての礎となる。



まず、復帰後、布施明に「霧の摩周湖」を。


それがヒットする。


続けて、「恋」、「愛の園」もヒット、


そして、「愛は不死鳥」が大いに受け、


「魅せられて」のジュディオングの羽広げが有名だが、


先に布施は、NHK紅白で衣装の両腕にすだれみたいなモノをくっつけ、


大きく両手をあげ、高らかに歌う姿が今も忘れられません。


この曲が、平尾メロディの原動力になりました。




そこからが勝負の時が来ました。


2人の大スターを誕生させたのです。



その一人は、小柳ルミ子。


宝塚出身の小柳が、和風歌謡でデビューしました。


その歌は、「わたしの城下町」です。


日本情緒歌謡。♪格子戸 くぐり抜け 見上げる夕焼けの空に・・♪


安井かずみの詞もよく、


日本のアイディンティを揺さぶるメロディは、国民の心を捉えました。



平尾、小柳、快進撃です。


「お祭りの夜」、「雪あかりの町」ときて、


今度は、作詞に山上路生による「瀬戸の花嫁」が決定打です。


今も歌い継がれる小柳の代表曲です。


その後、「京のにわか雨」、「漁火恋唄」までは売れたのですが、


しばし停滞。



小柳自身は、平尾以外で、ヒデロザの出門ヒデ作曲と作詞関口宏の


異色コンビで「星の砂」を、また杉真人による「お久しぶり」を


ヒッさせましたが、平尾とのコンビは、そこまででした。



そして、現在、演歌界の頂点を極めた男をデビューさせているのです。


五木ひろしです。



当時、五木は何度も歌手名を変えては売れず、


勝ち抜き番組「歌謡選手権」の10週勝ち抜けば、


再デビューが出来る権利を獲得しました。
(有名なところで、八代亜紀もその番組から)


そこで、審査員を務めた平尾と作詞に銀座ママの山口洋子のコンビで、


「よこはまたそがれ」を。


これが、起死回生のヒット!


♪よこはま たそがれ ホテルの小部屋 くちづけ 残り香 煙草の煙♪


当時、単語切りの詞が評判を呼びましたが、盗作疑惑も生みました。


それを乗り越える、♪あの人行っていってしまった・・・♪のメロディは


耳に残り、五木を一躍、スターに仕立てました。


「長崎から船にのって」、「ふるさと、「夜空」とヒットを連発しました。



見事に五木を復活させたのです。



その流れで、平尾、山口コンビの中条きよしの「うそ」も


詞の良さもさることながら、見事な歌謡演歌を生み出しました。


山川豊には、「アメリカ橋」の小品もあります。



他に、梓みちよには「渚のセニョリータ」があり、


「二人でお酒を」は、梓のあぐら座りの歌い方も話題になり


よくスナックのカラオケで歌われたものです。



古株では、伊東ゆかりの「恋のしずく」も、


平尾メロディの原点でもあります。



懐かしいところで、ジュン&ネネの「愛するってこわい」もヒット。


レズっぽさが売りだったのも今では可愛い仕掛けです。



アイドルには、


アグネス・チャンの「草原の輝き」、「愛の迷い子」があります。


天地真理には「ふたりの日曜日」。


大場久美子の人気番組“コメットさん”の


主題歌「キラキ星あげる」もそうです。



アン・ルイスの「グッバイマイラブ」は、


今までにない平尾の洋楽なメロディは、


アンにとってイメージを変える1曲になりました。



水谷豊には、人気番組“熱中時代”の主題歌、


「カリフォルニアコネクション」という代表曲を提供しました。


幅広いジャンルへの活躍です。




平尾の才能は歌謡界にとどまらず、


これぞ、平尾。


必殺シリーズの音楽を手掛けました。


あの♪ジャジャジャ~ン・・・♪の出だしは、これぞ必殺!


主題歌も、当時、中学生だった西崎みどりの「旅愁」が大ヒット!


山下雄三の「荒野の果てに」、三井由美子の


「やがて愛の日が」もヒットし、


まさに、必殺シリーズは、藤田まこと同様、貢献者のひとりです。



そして、


本人が、教え子、畑中葉子とのデユエット曲があります。


橋本淳作詞で「カナダからの手紙」です。


♪ラブレターフローム カナダ~・・・♪


これがまた、大ヒットの快挙!



まさに、平尾昌章。


日本の心のやさしさを持ったメロディメーカーであります。




昨今では、氷川きよしに


なかにし礼作詞で、「櫻」という名曲を提供しました。


まだまだ、書ける作曲家です。
【 2013/06/01 (Sat) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)

作曲家列伝「井上大輔」



井上大輔。



旧名は、本名、井上忠夫。


何と言っても、ジャッキー吉川とブルー・コメッツだ。



その中で、ボーカルと作曲を担当した。


デビューの「青い瞳」から始まり、「青い渚」でブルコメが世間に認知され、


そして、最大のブレイクは、「ブルーシャトゥ」だ。



♪森と泉にかこまれて 静かに眠るブルーブルーブルーシャトゥー・・・♪


ボーカルの良さ、曲もさることながら、グループのハーモニーは抜群で、


他のグループサウンズとは一線を画した。



長髪が当たり前のGSにおいて、7・3分けの正統派により、


この年、紅白にも出場する快挙。

(当時、NHKは、GSは不良扱いで、出番はなかった。厳しい時代)



この歌の替え歌も大流行。


♪森とトンカツ 泉、にんにく・・・♪と、


大人から子供までが口ずさむ異常事態。


それほどまでに、爆発的な人気だった。


レコード大賞にも輝いたのだ。


その後も、「マリアの泉」。


「ブルーシャトゥ」同様、作詞家橋本淳とのコンビで、「北国のふたり」、


「こころの虹」、特に「草原の輝き」は、ロシア風で秀逸。


だが、ブルコメの独特の最後に高らかにハモル、


パターンが飽きられたが、


井上大輔ではなく、筒美京平の「さよならのあとで」が


起死回生のヒットを最後に、後にグループの幕を閉じた。




それからは、ソロとして、


これぞ、名曲中の名曲の誕生。


「水中花」を誕生させました。


阿久悠の作詞も良く、メロディが、ブルコメ時代とは違い、


演歌的で、味わいのある切ないメロデーは


業界では、絶賛でしたが・・・・


売れませんでした。



しかし、機動戦士ガンダムシリーズの主題歌「哀・戦士」がヒットし、


コカコーラのCM曲、「I FEEL COKE」は当時常に流れていました。




作曲オンリーでは、


ここに井上大輔ありを再確認させたのは、


シャネルズ、後、ラッツ&スターです。


「ランナウェイ」で、黒人風ミュージックで新鮮な風をおくり、


「め組のひと」は、この垢抜け感が受けに受け、


カラオケブームの初期に、よく歌われました。



葛城ユキの「ボヘミアン」は、♪ボヘミア~ン・・・♪


葛城のダミ声的な歌声が受けヒット。意外にも、作詞が飛鳥涼です。


何の縁かわかりませんが、不思議な組み合わせです。


渋くは、鹿内孝の「本牧メルヘン」。


阿久悠の「ジョニィの伝言」を彷彿させる詞が、切ないメロディに


ピッタリで、さりげなくヒットしました。



郷ひろみ、これぞ、郷ひろみの顔、「2億4千万の瞳」は、


そうです、井上大輔なのです。


このノリ!♪ジャパ~ン!♪のキメは、最高のクライマックス。


自慢の1曲です。



そして、フィンガー5に「恋のダイヤル6700」、「学園天国」も


たて続けてヒットしました。


後に、小泉今日子が「学園天国」を


キョンキョンワールドに仕立てました。



アイドルには、シブがき隊の「NAI・NAI16」、「100%・・・SOかもね」、


「ZIGZAGセブンティーン」、「処女的衝撃ヴァージンショック」もあり、


幅広い活躍です。



ミッチョンこと、芳本美代子の「白いバスケットシューズ」は


さほど売れませんでしたが、記憶には残ります。



さかのぼれば、フォーリーブスの「踊り子」も


忘れられません。



このように、ブルコメ外にも、


確実なヒットを放ち、GS出身で、


ここまで功績を遂げたのは、この人以外いません。



ただ、残念ながら、悲しいかな、



2000年5月、病気を苦に悲劇の死を遂げました。



でも、あなたの素晴らしい曲の数々は


永遠です。


ありがとう。
【 2013/05/19 (Sun) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)

作曲家列伝「馬飼野康二&俊一」



馬飼野康ニ。


兄に馬飼野俊一。



兄弟揃って、ヒットメーカーは珍しい。




特に弟の康二は凄い。



代表曲のひとつに、今でも歌い継がれる松崎しげるの


「愛のメモリー」がある。


これは、当初、期待されず、松崎が海外での音楽賞を受賞し凱旋し


これが、きっかけで一躍、日本でのブレイクとなった。


松崎の声量ある歌声、抜群のメロディは、今でも新鮮です。


松崎の顔の黒さとこの曲は、名刺です。




80年代アイドルも席巻。


西條秀樹の「激しい恋」、「ちぎれた愛」、「傷だらけのローラ」を


シャウトするヒデキにファンは熱狂。


そして、ヒデキには、後世に残る名曲があるます。


阿久悠作詞の「ブルースカイブルー」です。


サビが2つある、とても壮大で爽快なメロディです。


高らかに歌う西條秀樹の歌唱力を発揮した曲です。


ファンなら、一押しでしょう。


この曲こそ、馬飼野康二の世界です。




その後のアイドルには、河合奈保子に「スマイル・フォー・ミー」、


榊原郁恵には、「いとしのロビンフッドさま」、


岩崎宏美に、幽霊声が入っているという噂の「万華鏡」、


石野真子に「ワンダーブギ」を。



小泉今日子には、「艶姿ナミダ娘」、「渚のはいから人形」も


大いに受けました。ここにキョンキョンありです。




ジャニーズでは、フォーリーブスに「ふたりの問題」がきっかけで、


近藤真彦には、「ケジメなさい」、「夕焼けの歌」、


男闘呼組の唯一のヒット、「TIME ZONE」等があり、


この流れで、次から次へと、ジャニーズに関わっていきます。





少年隊、SAMP、光GENJI、キンキ、嵐、KAT-TUN、関ジャニ、タッキー、NEWS、


テゴマス、Hey!Say!JUMPなど・・・・ジャニーズの歴史を飾る。


御年65歳。現在も真っ只中の活躍。驚異です。


きっと、ジャニー喜多川氏に、絶大なる信頼を得ているのですネ。


凄いです。



意外な作品をあります。


武田鉄矢と芦川よしみのデユェット曲、「男と女のラブゲーム」です。



とにかく、


馬飼野康二、今日に至って、パワーある作曲家です。


80年代から~2013年にわたり、一線です。


驚愕です。



今度は、兄の紹介です。


馬飼野俊一。

この方は、作曲よりも、編曲家として有名です。


アグネス・チャン、天地真理、クルールファイブ、加藤登紀子、


北原ミレイ、森進一など、ほぼモーラし、




唯一の作曲は、チェリッシュの結婚ソングの定番


「てんとう虫のサンバ」が有名です。


また、「白いギター」も名曲です。




野口五郎に「君が美しすぎて」もありますが、



編曲家としての顔が一番です。



馬飼野康二、俊一。



兄弟揃っての活躍。


この世界観は独特です。
【 2013/05/18 (Sat) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)

作曲家列伝「川口真」




川口真。




この世に川口真ありを証明したのは、


弘田三枝子の「人形の家」です。


弘田三枝子が整形までし痩せてイメチェン、


作詞になかにし礼をもって、大ヒットしました。



最近、徳永英明が、アルバムでこの曲をカバーしましたが、


弘田三枝子の独特の世界にはかないません。


次作の「私が死んだら」という、なかにし礼作詞ならではのタイトル、


哀切な曲は、さほど売れませんでしたが、いい曲でした。




尾崎紀世彦の「また逢う日まで(筒美京平)」の次作が、筒美でなく、


川口の「さよならはもう一度」です。エントリーされたのでしょう。


尾崎の声量をいかした、のびのある愛のバラードでした。



金井克子の「他人の関係」は、


顔を右手でかざすポーズが受け、


大人の愛を歌った歌謡曲ならではの曲調でスマッシュヒット。



その意を汲むのは、内田あかりの「浮世絵の街」です。


ベテランが息を吹き返すのに、川口真は一役買っています。



その流れは、西郷輝彦まで及び、


ポップな西郷の「真夏の嵐」は、


久々のヒットになりました。



また、中尾ミエに「片思い」の後世に残るバラードも忘れられません。



布施明には「積木の部屋」は有馬三恵子作詞、


かぐや姫の「神田川」の詞を意識した作りだが、


布施の曲の中でも代表曲のひとつでもある。




そして、お色気路線の走り。ちょっと、奇をてらったところで、


夏木マリの「絹の靴下」。「お手やわらかに」では、


阿久悠のコピーな歌詞と手を招きよせながらの振り付けも話題に。


夏木マリの存在を高めました。





アイドルとしては、アン・ルイスのデビュー曲が、


おなじみ、なかにし礼作詞の「白い週末」です。


ヒットしませんが、あのアン・ルイスの誕生です。




そして、極めつけの曲の誕生です。


由紀さおりの「手紙」です。


詞は、やはり、なかにし礼。



意味深で、深い男女の心模様を見事なメロディで表現。


ロングラン大ヒットにつながりました。


由紀にとっても、「夜明けのスキャット」に並ぶ、自慢の1曲です。




このように、作曲家の地位を強固なものですが、


編曲家としても、一流。


森山加代子のカムバック曲の「白い蝶のサンバ」は、


編曲の妙のたまもののヒット。


安西マリアの「涙の太陽」、鹿内孝の「本牧メルヘン」、


渚ゆう子の「京都の恋」等々・・・



また、テレサ・テンの「つぐない」、「愛人」、


「時の流れに身をまかせ」も担当していたとは意外でした、


山口百恵の「いい日旅立ち」もそうです。


川口真。


派手ではないのですが、しっかりとしたメロディは、心に残る作曲家です。
【 2013/05/18 (Sat) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(2)

作曲家列「都倉俊一」



都倉俊一。


都倉といえば、何と言っても、ピンクレディー。


だが、このスターの輩出の前に伏線があった。


山本リンダだ。


このリンダをイメチェンをさせたのが、作詞家阿久悠と都倉である。


「困っちゃうな」等のおとなしめなイメージから一転、


過激なリンダへ。


それが、「どうにもとまらない」です。



おへそを丸出し、腰をひねりながらの激しいダンスビートの曲。


歌謡界、青天の霹靂。


おとなしめの時代、ここまでやるかに皆、驚きましたが、


都倉ポップスの原点とも言えます。


その後、「狙いうち」、「ジンジンさせて」と、


リンダは踊りまくりました。



新たな歌謡曲の幕開けです。



このダンスと歌の融合の原点狩あり、それをアイドル化したのが


ピンクレディー誕生。



日テレの“スター誕生”から生まれたアイドルですが、


当初はフォークデュオなコンビでしたが、スタッフは打って出ます。


“ペッパー警部”です。土井肇の振り付けが奇をてらい独創的で


画期的な女の子に又開きなどのセクシーポーズにファンは悩殺されました。



次作の「渚のシンドバット」がヒットし、


「UFO」、「SOS」、「サウスポー」、「ウォンテッド」、「透明人間」、


「モンスター」、「カメレオンアーミー」等で、


ちびっ子から大人までダンスを真似し、


国民的アイドルになりました。



都倉俊一の曲調をいかんなく発揮しました。



この勢いをかって、フィンガー5も誕生させました。


「個人授業」が大ヒットしました。



晃のボーカル、妹トモコの愛らしさもあり、このジャクソン5を


真似た沖縄の兄弟グループは飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが、


アキラの声変わりにより人気も消滅しました。




ここで、伝説の歌手を誕生させました。



山口百恵です。


デビュー曲は「としごろ」という、いかにもアイドルアイドルでしたが、


これには大失敗。



そこで、「青い果実」という、


♪あなたが望むなら何をされてもいいの・・♪という過激な


千家和也の作詞が受け、ヒット。続いて、「禁じられた遊び」、


さらに大ヒットした「ひと夏の経験」もその路線をたどり、



百恵のドラマデビューの「赤いシリーズ」に合わせて、


しっとりバラード「冬の色」、「湖の決心」もあります、



余談ですが、百恵の大ブレイクは阿木・宇崎夫婦コンビが

手掛けてからが百恵の真骨頂でしたが・・・。



でも、きっかけをつくったのは、まぎれもなく都倉。




ここまで来るにも、たくさんのヒット曲があります。


初めてのヒット曲、中山千夏の「あなたの心に」があります。


これはフオーク系で、染み入るようなやさしいメロディ。


大ヒットにつながりました。



井上順の「昨日今日明日」などのテンポは、


ピンクレディーの曲想の始まり、


元妻の大信田礼子にブームを巻き起こした


上村一生の劇画(懐かしい響き)「同棲時代」の映画化の主題歌を。


これもヒット。



ジャニーズの先駆け、フォーリーブスの「地球はひとつ」は


作詞がメンバーの北公次が手掛け、


阿久悠作詞の「ブルドッグ」で、♪にっちもさっちもどうにもブルドッグ♪の


新体操のようにロープを使用しての振り付けは斬新で話題に。


この曲は、今もジャニーズで歌われています。



おっと、


狩人がいます。



「あずさ2号」は兄弟デュオのハーモニー。造語ながら歌謡ポップス演歌?

♪8時ちょうどのあずさ2号で 私は私はあなたから旅立ちま~す・・・♪



あの和田アキ子にも提供「天使になれない」は、隠れた名曲です。




当然、アイドルにも提供。


太川陽介、レッゴーヤングでおなじみ、「RUI-RUI」、♪ルイルイ!♪


柏原芳恵のビュー曲、「NO.1」、


倉田まり子の「グラジェーション」、


桑田知子の「わたしのハートはストップモーション」は印象的。



渋谷哲平は「DEEP」、♪ディープ、青い海・・・♪


岡田菜々に「ひとりごと」、「女学生」、


郷ひろみに、「バイブレーション」、


RAZYに「赤ずきんちゃん御用心」、


南野陽子には初々しい「恥ずかしすぎて」があります。




渋めのところで、


ペドロ&カプリシャス。


新ボーカルに高橋真利子を迎え、「ジョニィへの伝言」が大ヒット。


次作の「五番街のマリー」といい、連続物語のように、


外国風のしゃれた曲、阿久悠の詞とともに、


歌謡界の新ジャンルの曲となりました。



また、そのラインで、麻生よう子の「逃避行」というのもあります。


千家和也の作詞の素晴らしさ、気高い曲は玄人好みでした。

♪あの人から 言われたのよ・・・午前五時に駅で待つと・・・♪



多岐わたるジャンルをこなし、


都倉俊一は後世に残る作曲家のひとりです。
【 2013/05/16 (Thu) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)

作曲家列伝「鈴木邦彦」


鈴木邦彦。


黛ジュンのデビュー曲、「恋のハレルヤ」を提供。



これが、大ヒット!黛のミニスカート、


セクシーなハスキーボイスにのり、大ヒット!



続いて、「乙女の祈り」、


決定打はレコード大賞に輝く「天使の誘惑」です。


どれも、なかにし礼の作詞。名実とも売れっ子作曲家の仲間入り。


後の月刊平凡の作詞募集のひとつ、


「雲にのりたい」も名曲のひとつです。




グループサウンズには、


ゴールデンカップスの橋本淳作詞「長い髪の少女」が大ヒット!


ディブ平尾とマモルマヌーの組み合わせの歌声は甘いメロディと共に


人気の頂点に登り詰めました。






何と言っても、世間を驚愕させた1曲があります。



そうです。奥村チヨの「恋の奴隷」です。


なかにし礼作詞の♪あなたと逢ったその日から、


恋の奴隷になりました・・・♪と続き、サビが、


♪あなた好みの、あなた好みの、女になりた~い・・・♪の


“あなた好みの女になりたい”が、当時、この歌詞が問題なり、


NHKでは歌えなかったほどです。



あの時代は、歌詞にうるさく検閲があるかのように・・・

フォーククルセダースの南北朝鮮を分ける歌、

“リムジン河”も発売禁止にもなり、



何かと、うるさい時代の中、この「恋の奴隷」はセンセーショナルで、


奥村チヨの色香の歌手の扱いとなりました。



それまで、ベンチャーズの「北国の青い空」のように純な歌から、


いきなりの♪あなた好みの・・♪ですから、


驚きですが、奥村チヨの代表曲でもあり、


鈴木邦彦の幅広い曲想に、業界は拍手を持って賛辞を送りました。




また、青春歌謡の代名詞、森田健作の「さらば涙と言おう」、


「友達よ泣くんじゃない」は、熱き青春ドラマ「俺は男だ!」での主題歌でもあり、


ドラマの視聴率と、歌のヒットの相乗効果で、


健作の“吉川く~ん!”のセリフと共に、


日本中の話題をさらいました。



さらりとしたメロディの中にも、心に強く残ります。



また、アイドルには、西條秀樹には、「情熱の嵐」、「愛の十字架」、「薔薇の鎖」等を提供、





渋めでは


朱里エイ子の「北国行き」は、朱里の歌唱力もあり大ヒット!代表曲でもあります。



江利チエミの「酒場にて」は、


知る人ぞ知る名曲です。




もう1曲、前川清の「恋唄」は、



名曲中の名曲、



阿久悠の作詞がまた良く、



惚れ惚れするメロディです。




鈴木邦彦。



たくさんのヒット曲には恵まれませんでしたが、



作曲家史上、燦然と輝くひとりです。


【 2013/05/12 (Sun) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)

作曲家列伝「村井邦彦」




村井邦彦。

やはり、

赤い鳥の「翼をください」が有名です。

今や、学校の教科書の定番になり、

もうこれだけで十分にご飯が食べられます。


この方は、フォーク系が得意分野。

トワ・エ・モアの「或る日突然」、ガロの「美しすぎて」があるが、


グループサウンズでは、モップスの「朝まで待てない」、

これは、阿久悠の初の作詞で小ヒットし、


萩原健一がいたテンプターズには「エメラルドの伝説」が大ヒットし、


ズ・ニ・ブーの「白いサンゴ礁」は、GSアイドル化された中で、


実力バンドとしての大ヒット!♪青い海原・・・空飛ぶカモメ・・・♪


町田義人の甘いボーカルは、業界受けもあり、


グループ解散後、ソロとして、角川映画「野生の証明」で


「戦士の休息」村井作曲ではないがヒットした経緯があります。


この映画はご存じのように、薬師丸ひろ子のデビュー作でもあり、


「お父さん、怖いよ、戦車が来るよ!」のコピーでおなじみでした。



話が脱線しました。


他に、タイガースの加橋かつみが初めてのボーカル、


すぎやまこういち作曲「花の首飾り」の後に加橋の第2弾ソロが


村井の「廃墟の鳩」でした。


これは、作詞に「翼をください」コンビの山上路生の独特の世界観、


平和の象徴、廃墟を鳩が飛ぶという反戦的なテーマを持った


GSにはかってない曲でした。


これは、まさに名曲です。


「廃墟の鳩」のタイトルも当時、斬新で、メロディも


心にやさしく響く素晴らしい出来栄えです。



タイガースには、他に、なかにし礼作詞で「美しき愛の掟」もあります。



歌謡曲としては、あのピーターがレコード大賞新人賞に輝く、


なかにし礼作詞の「夜と朝のあいだに」があり、


ピーターの低音に魅了されました。


辺見マリの「経験」も印象深い作品です。


♪やめて、くちづけするのは・・・やめて・・・♪


色気づいた男には、たまらない、


“やめて・・・”のため息まじりの声は、


世間にセンショーナルを与えました。



森山良子には「恋人」を提供、


あの和田アキ子のデビュー曲「星空の孤独」は編曲として携わりました。



やはり、村井邦彦の極めつけは、北原ミレイの


阿久悠作詞で、とても画期的な詞方で、「ざんげの値打もない」。


これには、業界は驚愕を持って迎えられました。


作詞が特に話題になり、5番まであるが、


4番目が刑務所の中というだけで削除され、


ここ最近、「歌謡コンサート」で遂に幻の4番が披露されました。


と、いうように、作詞に趣が置かれましたが、



この詞、この曲ありだからこその出来栄えなのです。


村井邦彦、フォーク的に思われがちでしたが、


この作品は最大のエポックでした。




そして、札幌冬季オリンピックのテーマ曲、トワ・エ・モアの


「虹と雪のバラード」は競技場の全会場にかかり、


日本は、この歌一色になりました。


フギィヤの白い妖精、ジャネット・リンの尻もちを着きながらも


銅メダルに輝き、笠谷のジャンプ、金銀銅を日本人がかっさらう


偉業のさなか、この曲は国民の心をわしづかみにしました。


今でも、たまに、トワエ・モアは再結成して、


あのこのままの歌声を響かせています。



プロデューサー能力もたけており、


あの荒井由美(松任谷由美)を輩出し、伝説のYMOも生み出しました。



村井邦彦。


枠にとらわれないメロディ。


しっかり、ずっしり、心に残ります。
【 2013/05/09 (Thu) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)

作曲家列伝「すぎやまこういち」


ここで紹介する、


すぎやまこういちは、筒美京平の恩師でもある。


また、コンビの作詞家の橋本淳も弟子である。


それからにしても、伝説の作曲家でもある。



元は、フジテレビの社員であった。


クレージーキャッツの「大人の漫画」のディレクターとしての辣腕をふるった。


だ、が退社し、ナベプロとの縁で、作曲家として、


ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」が大ヒットした。


これには逸話があって、この曲は編曲の素晴らしさも相まっての成果ということもあり、


すぎやまこういちは、編曲の宮川泰にも印税も分けるとい話も残っている。いい人だ。




その後、グループサウンズのシャープホークスの「遠い渚」が


スマッシュヒット!


GSとは一線をかす、フォークなメロディは玄人受けをした。



そして、GSのキング、不動の金字塔、タイガースを手掛ける。


「僕のマリー」、「モナリザの微笑」、「シーサウンドバウンド」、


「君だけに愛を」と立て続けにヒットし、タイガースは不動のGSナンバーワンに君臨する。


特に加橋かつみが初めてソロの「花の首飾り」は、月刊平凡の作詞募集によるもので、


なかにし礼が補作詞し最大のヒットとなった。


加橋の透き通る声、甘いメロディにみな驚き、酔いしれた。


そして、シングルのもう1曲が、橋本淳作詞「銀河のロマンス」。


これが今のカップリング曲のはじまりではなかろうか・・・。


普通なら、どちらかがB面扱いになるのだが、この曲も最高で、


沢田研二がいつものごとくのソロでやさしく歌い上げる。


まさにグループサウンズを象徴する歌ではないだろうか。


詞のタイトルといい、メロディ、断然、王道の曲である。


この2曲が入ったシングルは、甲乙つけがたい屈指のレコードであった。


これぞ、すぎやまこういち。



また、ビレッジ・シンガースには「亜麻色の髪の乙女」を提供。


これがヒット。


近年、島谷ひとみでもカバーされ、再度、大ヒットになった。


♪亜麻色の長い髪を風がやさしくつつむ・・・♪


これまた、すぎやまこういちワールド。




ガロの作詞家山上路生「学生街の喫茶店」も彼だ。


このメロディはGSにはない、フォーク調で、


大野真澄の歌声とともに、


今でも歌い継がれる。


ガロ2作目の「君の誕生日」も、


メロディメーカーたる大御所の貫録だった。



提供数は少ないけれど、あえてなのか?


CMソングも、大手ばかりで、


2000曲以上にものぼるという。


器用でもあり戦略家。




それを裏付けるのは、


みなが知る、「ドラゴンクエスト」シリーズの作曲は彼の手によるものだ。


先を見据え、時代を捉える。



すぎやまこういち。恐るべし。



日本音楽界を牽引した天才コンビ、筒美京平も、橋本淳も、師事するはずである。



すぎやまこういち。天才。
【 2013/05/05 (Sun) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)

作曲家列伝「筒美京平」




「作詞家列伝」を書いて、


ならば、”作曲家列伝”でしょう、と言われ


「今でしょ!」とばかりに、新シリーズが始まりました。



ただし、作詞家同様、1970年代から1990年代にかけての


作曲家列伝となります。




何故なら、200年代から、シンガーソングライターが音楽界を席巻し、


作曲家の専門職としての立ち位置が薄れてきたのです。



だからこそ、あの時代の黄金期の作曲家となります。




この人が、やはり、


トップバッターでしょう。



ダントツで、筒美京平



この人なくして今日の音楽界はなかっただろう・・。


まさに、天才中の天才。稀代な作曲家。


後にも先にも、このような作曲家は現れないだろう。


確信。



この人を掘り出したのは、


青学時代の先輩、作詞家の橋本淳(作詞家列伝を参考に)である。


グループサウンズ時代から始まる、この人も天才。


このコンビで、歌謡界の新時代の幕開けとなった。


ビレッジ・シンガーズの「バラ色の雲」がスマッシュヒット!


そこから、オックスの「ガールフレンド」、「スワンの涙」が大当たりし、


いしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」、「あなたならどうする」、


ブルーコメッツの新境地「さよならのあとで」で、確たる不動の地位を築く。




口当たりのいい、アメリカ風ポップスをよく取り入れ、


泥臭くない作曲方は、日本人離れとしてよく、パクリ疑惑が一時、広がったが、


うまく取り入れたのは筒美ならではの味付けの技であり、



誰も真似は出来なかった。追従を許さなかった。


そして、心の琴線に触れるメロディメーカーである。


その後も、尾崎喜世彦の「また逢う日まで」がメガヒット!


この曲、GS時代のズ・ニ・ブーのB面シングル曲「ひとりの悲しみ」の評判に


阿久悠が改めて詩を書き直し、尾崎での歌として大ブレイクとなった。


この曲は後世まで歌い継がれるだろう。


この歌、下手をすると、埋もれてしまう可能性もあったのだ。


私も、「ひとりの悲しみ」を当時シングルを買って、


よく聞いていたので、


お色直しでのヒットは我がことのように


うれしかった記憶がよみがえります。



本題に移しましょう。



アイドルにも多数、楽曲を提供しました。


野口五郎の「青いリンゴ」です。


この曲が野口のデビュー曲と思われがちですが、


デビューは演歌「博多みれん」が不発で方向変換しアイドル新御三家の


一角をなしました。他に山上路生作詞「甘い生活」もあります。



他の御三家の郷ひろみには、「男の子女の子」、「よろしく哀愁」等を。


西城秀樹には「恋する季節」、「勇気があれば」を。


南沙織には「17才」をはじめ、「ひとかけらの純情」、「哀愁のページ」、


「色づく街」等の何作も数々のヒット曲を提供。



麻丘めぐみには「芽生え」から始まり、作詞家千家和也の独特の切り口で


「私の彼は左きき」が大ヒットしたことにより、


当時、左利きの方は(左ききを修正された方も多かった時代)、


市民権を得たように堂々の左ききが誕生しました。


太田裕美には弾き語りの「雨だれ」(作詞は松本隆の初期作品)、


松本隆の作詞パクリ疑惑が広がった「木綿のハンカチーフ」はフォーク歌謡の走りです。


そして「九月の雨」、「赤いハイヒール」、「最後の一葉」等の名曲ばかりです。



岩崎宏美には「ロマンス」、


物まねのコロッケでおなじみの「シンデレラハネムーン」を。


桜田淳子に「リップスティック」、


近藤真彦には「スニーカーぶる~す」、小説家伊集院静作詞の「ギンギラギンにさりげなく」等を、


田原俊彦に「君に薔薇薔薇という感じ」もあり、


河合奈保子には「UNアバランス」、「エスカレーション」で初のポップスを、


早見優に「夏色のナンシー」は・・・・♪恋じゃない!「YES!


松本伊代の「センチメンタルジャーニー」、♪伊代はまだ16だから・・・♪


中山美穂には「c」、「ツイてるねノッてるね」を、


浅野ゆう子の「セクシーバスストップ」、


リンリンランランの「恋のインディアン人形」とういうのもありましたが・・・



少年隊の「仮面舞踏会」は今でも歌い継がれ、


「君だけに」は甘いバラードを。


小泉今日子は、「ヤマトナデシコ七変化」、アイドルをぶち壊した「なんてたってアイドル」、


しっとり「夜明けのMEW」、


本田美奈子にはへそ出しの秋元康作詞「1986年のマリリン」と・・・



そう、忘れてはいけないのは、


清楚で可愛さありあまる斉藤由貴の「卒業」。


この編曲は、武部聡志の初めての編曲で、


今や一青拗のプロデユーサーでもあります。




渋いところでは、歐陽菲菲に「雨のエアポート」、


ジュディ・オング「涙のドレス」、奥村チヨに「涙いろの恋」、


弘田三枝子に「渚のうわさ」、渚ゆう子に「さいはて慕情」、


「雨の日のブルース」、ロスプリモスに「ヘッドライト」、


美樹克彦に「あなたが選んだ僕だから」、


井上順の「お世話になりました」、


西田佐知子に「くれないホテル」、小川知子の「愛こそすべて」、


大御所の橋幸男に「京都・神戸・銀座」と、


五木ひろしに「かもめ町なみだ町」、


朝丘雪路の「雨がやんだら」、坂本スミ子の「夜が明けて」、


小柳ルミ子の「来夢来人」等々の


大人受けのメロディは魅了しました。




フォーククルセダーズの北山修とのコンビで、


堺正章の「さらば恋人」も大ヒットしました。


チェリッシュの「ひまわりの小路」など懐かしいです。


そうそう、意外なところで、「サザエさん」の主題歌、


エンディング曲は今でも新鮮です。編曲がいい。
(*そうです、この作曲家、編曲も多多兼ねています。)




また、ヒデとロザンナには、「粋なうわさ」、「ローマの奇跡」が


ありますが、この「ローマの奇跡」のB面には、


今や、2012年に由紀さおりの世界的にも大ヒットした


アルバムの1曲「真夜中のボサノバ」がカバーされ、


B面が、クローズアップされたのもうれしい出来事でした。





このヒデロザには、冒険的に遊び心で、


B面にはしゃれた曲がたくさんあります。


また、ロザンナの叔父のイタリア人によるムードグループに「あれから君は」を。これも隠れた名曲です。


その後、ヒデロザでもカバーされました。



橋本淳、筒美コンビの秘蔵っ子こと、平山三紀の「真夏の出来事」の大ヒットは代表曲のひとつでもあり、


その後、平山には「ビューティフル・ヨコハマ」、「フレンド」等の冒険チャレンジ曲が目白押しです。


筒美流のポップス全開です。


そこで、今やラップの定番、“韻”をふんだ作詞(ちあき哲也作詞)にも


挑戦の庄野真代の「飛んでイスタンブール」は画期的でもあり、


大橋純子に「たそがれマイラブ」はしっとりと、


中原理恵の「東京ララバイ」の都会ポップと続きました。




都会的なフォーク世界のブレッド&バターも忘れられません。


「傷だらけの軽井沢」など、しゃれた感がよく、


「愛すべき僕たち」は、後にビリーバンバンがリメイクしました。



人知れず隠れた名曲が多々あり、



元ゴーデンカップスのマモル・マヌー初ソロ曲「サンゴ礁の娘」は、


城ミチルや、郷ひろみなどカバー曲しました。



朝倉理恵の「あの場所から」も後に柏原好恵も出しました。




意外なところで、あのねのねからの依頼で「愛の調べ」を。


大映の映画会社のアダルト渥美マリには「可愛い悪魔」という、


意味深ないい曲もあります。




やはり、筒美の最大の売り上げ曲は、


ジュディ・オングの「魅せられて」です。


これは、阿木曜子作詞で、池田満寿夫の映画の主題歌にもなり、


ジュディの羽を広げるパフーマンスとも話題になりました。




ポップスも多くあります。


桑名正博の「セクシャルバイオレットNO1」もCMにのっかり大ヒット、


でも、桑名の「哀愁トゥナイト」も忘れられません。


CCBの「ロマンチックが止まらない」は今でもよくかかります。



そうそう、朝田美代子の調子ぱずれの「赤い風船」も


安井かずみの詩の良さも相成り大ヒット、


小林麻美には「初恋のメロディ」、「落葉のメロディ」、


女優では、岡崎友紀「私は忘れない」もヒットしました。


薬師丸ひろ子にも「あなたをもっと知りたくて」があります。




秋元康の出世作、稲垣潤一の「ドラマティック・レイン」はありました。


レベッカ解散後の初ソロ、NOKKOの「人魚」、


ジャニーズには、TOKIOの「アンビシャスジャパン」、Kinki Kids「やめないでぷPURE」もありました。


安倍なつみの妹、麻美に「君を連れていく」というのもあります。




この曲数を挙げればいとまがありません。


たくさんのこばれた作品もありますが、


筒美京平の前に誰もいず、後にもいない、




この天才作曲に


最大の拍手を送ろうではありませんか・・・




ここ最近2008年に、


映画「GSワンダーランド」では主題歌に依頼に応え、


最高のコンビ、橋本淳と筒美での「海岸線のホテル」を出し、



今も現役です。



筒美京平



もう我を忘れて書き殴りました。


時代はかなり前後した曲順紹介になりましたが、



どれひとつとっても


クオリティの高い作品ばかりです。



また、ほとんどの曲の編曲も自ら手がけ、


これまた難度の高いアレンジで味付け。



だからそ、曲の完成度が高かったのでしょう。






ありがとう



筒美京平。御年70代。


もう一度、橋本淳との名コンビで新曲をご披露ください。


聞きたいよ~!




筒美京平、ばんざ~い!



パチパチパチ!パチパチパチ!

【 2013/05/04 (Sat) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)