至近距離の幸せ

手つかずのままの文章に、”しあわせ”と書き込んだ・・・。 少し、少しだけ、ココロが半歩、歩いた気がした。
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浦島太郎:映画化







浦島太郎、ついに映画化!


「URASIMA太郎・MOViE・乙姫危機一発!」


浦島太郎の映画のプロジェクトが始まった。


浦島太郎は、プロデューサーとして、らつ腕をふるうことになった。



まず、監督から着手。決めたのは、


監督に、演歌歌手の竜達也。


「奥飛騨慕情」の歌で一躍有名になった逸材だ。


理由は取り沙汰されているが、堂々とした歌いっぷりからだ。



主演の浦島には、福山雅治を決めた。来年のNHK大河ドラマの勢いを買って。


助けたカメ役に、猫ひろし。


「ニャ~!」のギャグをいかして欲しいからだ。


「カメダニャ~!」。



乙姫様役には、はるな愛か、又は、


民主党の蓮舫議員を起用する予定だったが、


福山から、「それはないだろ~・う。」のイントネーションで


柴崎コウを指名してきた。


やはり、ガリレオの共演が後押ししたのか・・・。


柴崎は、角川春樹が、久々に薬師丸ひろ子と組んで挑む


超大作「鶴の恩返し」の映画化の出演を蹴っての


この浦島ムービーに参加が決まった。



映画内容は、トコロテンをなんとかラーメンに出来ないかをたくらむ


悪の組織、テリー伊藤軍団に挑戦する、浦島太郎一団。



映画の出だしはこうだ。


昨今、浦島は、子供たちの歯の噛む力が弱ったのは、


やわらかい食べ物が増えてきたせいじゃないかと・・・。


そこへ、トコロテンのラーメン計画を聞きつけ、


それじゃ、よけいに弱るだろうと苦慮。



その計画を阻止しようとしたが、


テリー伊藤軍団が、竜宮城に、乙姫様たちを人質に立てこもり、


身代りに、”トコロテンラーメン計画を阻止するな!”の確約を


取り付ける算段だ。



乙姫様を助けるために要塞化した竜宮城に


忍び込む、福山雅治扮する浦島太郎。



迎え撃つ、テリー軍団は、


サンジャボファミリーの助っ人レポーターを従え、


腕を組みながら、何かにつけ吠える!


デーブスペクターもサンコンもボビーオロゴンも何故かいる。


社民党の福島瑞穂も、「沖縄のことなら、何でも反対!」のハチマキをしめ、


戦闘態勢。



向かい合う両者。


にらみあうテリー伊藤と、福山雅治扮する浦島。


時間がたってゆく・・・・。


そこで、福山の浦島太朗が言い放つ。


それも、土下座をしながら・・・


「トコロテンラーメンだけは辞めてください。」


「いやだね。」と、テリー伊藤。


柴崎コウ扮する乙姫様の首にナイフを突き付けながら・・・


「待ってくれ!」と、福山。


そうして・・・


譲歩案を差し出した。


それは・・・・


福山雅治の浦島太郎は、覚悟したかのように叫ぶ!


「わかった!トコロテンラーメンではなく、俺の出身である長崎の


ラーメンは?」



それを呑んだテリー伊藤は


長崎でひとこと。


「長崎チャンポン。あるじゃね~の。」



浦島太郎の高笑いがこの長崎の出島に響いてきそうだった・・・。




ここで、エンディングロール。


長崎出島をバックに


こんな歌が流れる・・・。




*”浦島太郎ファイナルにふさわしい超大作でした 感動しました。
 「アバター」を応援する映画館スタッフも驚きのラストでした。”
 の絶賛の声をいただきそうです。ありがとうございます。


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【 2009/12/26 (Sat) 】 SF小説 | TB(0) | CM(0)

SF小説「川島なお美が農家に嫁いだら・・・」

SF小説「川島なお美が農家に嫁いだら・・・」



嫁入りは、文金高島田ではなく、


ブーケをもって、ウエデイング姿だった。


嫁ぎ先のトラクラーを見るなり、


「えっ、芝刈り機?楽しみ~、アレで、壮大な芝を刈ってみたかったの~」


脳天気である。


これから、何が始まるかか予想だしない川島には、


「漫画道場」でみせたこともない笑顔でワクワクさせていた。



まず、御先祖様の仏壇に手をおがむことになったが、


「何?これ?キラキラしてるわ~小さな本堂みたい?」


亭主にさとされて、手をしぶしぶ合わす、なお美。


2回もかしわを打つ暴挙に出たうえ、


「さい銭は?」とのたまう。



なんとか、とりなし、


仏壇の前での宴会が始まった。




田舎での披露宴は、仏壇の間に


親戚、近所、友人を集めてとりおこなうのが、地方では慣例になっているのだ。



仲人をはさんで、上座に座る新郎新婦。


宴もはじまり、友人などが、新郎新婦に酒を注ぎに来る。


「なお美さん、よお~、田舎、農家に嫁いでくれたの~


まあ、一杯、飲んでくれんしゃい!」


川島なお美は平然と答える。


「赤がいいわ、ブルゴーニュの赤ワイン、ロマネ・コンティ30年物がいいわ。」



「は~っ!」と、目を白黒する周り。


「私の血は、ワインで出来てるのよ!そう、ワインで決まり、えっ!な、ないの~!


じゃ、何があるのよ~?」


「どぶろくは、どうですか?」


「いや~ん!どぶろくって何?」


周りが、「甘酒みたいなものですよ。日本伝来ですよ!」と、言うと


”日本伝来”に響いたのか、


外国かぶれには、たまらないキーワードなのだ。


「お、おいしいわね!」


単純である。




宴会もたけなわ。そして・・・・


そろそろ、お開きということで、


新婚さんには、新居の間でくつろいでもらうことになった。



「この部屋、独特の香り、いい、アロマね?何、コレ?」


新郎は、いぶかしげに・・・


「毎日香だよ!」


「ふ~ん」、日本独特のアロマも捨てがたいわねと言い残し、


なお美は、「バスタイムするわ。」と、バスローブに着替えた。



お風呂場にいくと、湯の色が、ミドリ色になっていた。


なお美は、てっきり、バラが一面に湯に浮かんでいたのを想像していたのだが、


「何、コレ?」と、新郎を呼び出し、また矢継ぎ早の質問だ。


新郎は、さも、当たり前かのように・・・


「バス・クリーン」だよ!」と答える。


またまた、なお美の知らないキーワードに、


この家のわたしを迎えてくれる、私が再発見のすべてに、おもてなしに


涙を禁じえない、なお美であった・・・。




湯上りの川島なお美は、新郎に、大声で、


「バスタオルがないわよ!」と言ってきた。


「そこにあるだろう。」と、新郎は、


そのタオルを手にし、渡した。



なお美は、そのタオルに書かれてある、


創立記念”苫小牧畜産組合”の文字に釘付けになった。


「え~っ!」



甘く夢見た新婚生活の始まりがこれでは、いぶかられるのは山々だけど・・・


気分一新、初夜が待っていた。



ふとんが仲良く、並んでいる。


赤を中心に散りばめた色とりどりの柄のふとん。


「素敵!」と、なお美はほほを赤らめた。



そっと、ふとんに入ると、


何故か、重い!ふとんが重い!


「これ、羽毛布団じゃないわ!」


新郎は、「先祖代々のふとんの中綿、打ち直ししたんだけどね~!


ちょっと、寒かったら、もう一枚、いる?」


なお美は、


「圧死するわ!」



「とんだ、ふとんだわ!」と口走りながらも、なお美は、


初夜ということもあって、目を閉じた。


何故か、聞こえてくるのは・・・・


「なむまいだ、なむまいだ・・・」


新郎が、仏壇に手を合わせ、お教を読んでいる。


「お努めですから・・・・」と、ほざいた新郎になお美は、


「今夜のお努めをしなさい!」と、せきたてる。



気を取り直し、ふたたび、目を閉じるなお美。


何か、ふとんの中で、コッツンと当たる物がある。


丸い楕円形の袋に入ったもの。



「何よ?」と問い詰めると、


新郎は、「石炭の湯たんぽだよ。」と言う。



なお美は、ブチ切れた。


「しゃらくさ~い!何で、湯たんぽが入るのよ。初夜に。」



そんな怒りのなお美に、ふと、横切る影。


「怖~い!」と、新郎にしなだれかかる、なお美。



「大丈夫、大丈夫、座敷わらしだよ。」と、答えが返ってくる。


「何でやねん!」


つい、なお美は、愛知県出身なのに、大阪弁がついて出た。



とりあえず、初夜は、持ち越しということで、二人は眠りに就いた。


どこからか、聞こえてくる遠い声。


”マッチ一本、家事の元、火の用心~!火の用心~!”


ひょうし木を叩きながらの威勢のいい声に、


置時計に目をやると、まだ、午後8時。


新郎が、「農家の夜は早いんだよ!みんな、持ち回りで、火の用心!を叫んで


注意をうながすんだよ。もちろん、なお美もやるんだよ。」と言う。


「あほくさ~!」。なお美は、大阪弁を連発した。



当然、「ガイヤの夜明け」、「オトメン」などはテレビで見れない。


毎週火曜日の「NHK歌謡コンサート」は、見逃さないらしい。


「”演歌三昧”の時は、熱が入る。」と、


寝物語に付き合い切れず朝を迎えた。



農家の嫁の朝は過酷と、露知らず・・・。




「早く起きなよ!」


なお美は、夫に起こされ、置き時計に目をやると、朝5時半。


「もう、母が、朝の支度してるから・・・。気まずいよ・・・。」の夫にせきたてられ


すぐさに、シルクのガウンを着て行くと、


姑は、


「なお美ちゃん、お早う。台所は、私がするから、


息子に牛の”乳しぼり”を習ってほしいのよ。」



さっそく、身支度。


青色のレギンスに、ブーツをはかけたところ、


長靴にはきかえろ!と夫が言う。


そのうえ、上下の同色の合羽みたいなナイロン作業衣に着替えさせられた。


初めて着るなお美は、「なかなか、おしゃれね~。この帽子も、アゴひもで


止めるなんて、姫ファッション顔負けね。」


世間知らずほど、怖いものはない。



「なお美、こう、乳をしぼるんだよ。」と、夫が


牛の乳首をグイッ、グイッと絞り出す。


「いあや~ん、牛ちゃん!可哀そうよ!」と、なお美は、声をあげた。


なお美は、見よう見まねでやってみると、


牛から、ピユ~、ピユ~と勢いよく飛び出すお乳に


キャ~キャ~と騒いでいた。



さっそく、しぼりたてのミルクが食卓に上った。


なお美が、「あら、トーストは?ハムエッグは?ブラックコーヒーは?」


姑が、「なお美ちゃん、農家は、ごはんじゃないと、力が出ないのよ。


ダイコンのみそ汁と、かぶら漬けで十分よ!」


「え~っ!」と叫ぶなり、なお美は、屋外に飛び出した。



気をきかした、姑が、


「なお美ちゃん、このトースト食べなさい。」と、渡した。


「甘~い!」と、のたうつ、なお美。


「これ、小倉トーストやわ!私がいくら、愛知県出身でも・・・・」


「じゃ、ゆでたまごも、サラダも、付けるわ!」と姑が諭すと、


なお美は、


「ここは、愛知の喫茶店激戦区のモーニングサービスか!」と、いきりたった。


早くも、、嫁、姑戦争の始まりだった・・・。





【 2009/12/21 (Mon) 】 SF小説 | TB(0) | CM(0)


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