震災から早2月半。
テレビ番組も、またまたスポンサーにおもねる、いいとこでCMの元通りに・・・。
震災後は、各局の番組が、ACJAPANの道徳広報ばかりで埋め尽くされ
気兼ねなく、CMはさむことなく、すんなりと番組が進行されており、
10年前のテレビ界に戻り、よくいう、CMはトイレタイムと言われた時代に返り
おだやかな番組に徹底していました。
あのCMはさみの原点は、
日本テレビの「どっちの料理SHOW」からか?、「さあ、どっち?」の掛け声を共に、
いきなりCMで興醒めを体験し、また、TBSのTOKIOの「ガチンコ」のコーナー、
CMごとに巻き戻し巻き戻しで、内容がとにかく進まないものでした。
ナイナイの「ぐるナイ」に至っては、コーナーにいい所で、違うコーナーをはさみ込む
サンドイッチ番組時流のいしずえ?を築いたように、走りだったような・・・。
それが震災後の作り方は、やさしく
ほのぼのとした作りに変貌を遂げていました。
被災者への心配りか、私達は、まじめに作りました。
視聴者をあおりませんよ的みたいな・・・。
でも、今や、元のもくあみ。
いや、最近、もっとえぐいのは、
次週予告までが、CM前に、本編のように、今から流します的みたいな作りで告知し
期待してみた視聴者が、次週予告を真剣に見せられるハメと化しています。
番組を、タイ焼きたとえたら、CMのあんこをしっぽまでぎっしりです。どうぞ食べて下さいか。
いやはや、えらいことです。
詐欺番組横行です。
今回の震災を受け、
人は、改めて見つめ直したものがあったのではありませんか・・・。
”人のうわさも75日。”
テレビ局も、
スポンサーも
きっちり、良心を見られていることを肝に銘じて
番組製作にあたって下さい。
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