至近距離の幸せ

手つかずのままの文章に、”しあわせ”と書き込んだ・・・。 少し、少しだけ、ココロが半歩、歩いた気がした。
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作曲列伝「浜圭介」




浜圭介。



元は、演歌歌手。




浜慎二として、自ら作詞作曲した「おんな道」がヒット。



だが、歌手に見切りをつけ、作曲家としての


認知された記念すべき大ヒット曲が、


奥村チヨの「終着駅」。


千家和也の詞の良さも手伝い、その上、


メロディが、群を抜いた良さ。


この新鮮さは、歌謡曲ファンにはたまらない曲だった。


奥村チヨの「恋の奴隷」の対極にあり、


これが、奥村を王道の歌手としての地位を築き上げた。


その縁もあって、


その後、


ふたりは、結婚をした。


子供には恵まれなかったが、今でも、おしどり夫婦である。




余談はさておき、


「終着駅」の後、ヒッとは続く。


内山田ひろしとクールファイブの「そして神戸」。



♪神戸~ 泣いてどうなるのか・・・♪


これも詞が千家和也であるが、


出だしからのインパクトのメロディ。


完全に新しい風が吹いていた。歌謡界に。


衝撃は続く。



三善英史の「雨」だ。


♪雨~に打たれても まだ待つ人がいる・・♪


この“雨~に~”は、この出だし感、


「そして神戸」同様の、インパクト。


だが、三善のソフトな甘い歌声が、ぴったしはまり、


究極の大ヒット!



演歌にとどまらず、


あの堺正章の名曲「街のあかり」も浜だ。


阿久悠が作詞。


フォークなメロディ。


やさしく語りかける切ないメロディ。


浜の才能はとどまることはなかった・・・。



小柳ルミ子には「十五夜の君」。この曲は、


そう、ヒットはしなかったが、


メロディラインは、浜ならではの世界。



そして、


遂に、浜の世界を決定打が生まれる。


作詞になかにし礼を迎え、歌い手は、北原ミレイ。


「石狩挽歌」。


♪海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると・・・♪


もう、これも、出だしから、いやはやです。


北の海の荒くれた感が、まざまざ描かれ、


まるで、生きる漁師の魂が詞と共に、慟獄の歌でもある。


凄まじい。



これが、


ひとつの始まり。


遂に、八代亜紀の代表曲が生まれる。


「舟唄」だ。


これは、詞の阿久悠ならではの独特さ、


阿久悠しか書けない。


♪肴はあぶった イカでいい・・・♪



詞と言い、


「石狩挽歌」を原点としたら、


これは、進化系。


どちらも、


歌で、絵が浮かぶ。


まさに、映画だ。


後に、勢いを買い、阿久、浜コンビで、


レコード大賞狙いの「雨の慕情」で、


見事に獲得した。



他に、テレサでおなじみの作詞家、荒木とよひさと組み、


「悲しみ本線日本海」を作り出し、


この森昌子が、本格的な演歌歌手へと、ステップアップ。


「立待岬」と続いていく。



島津ゆたかの「ホテル」も捨てがたい。


桂銀淑の「すずめの涙」も忘れ難い。




極めつけは、


細川たかしの「望郷じょんがら」だ。


この間奏に流れる、津軽じょんがら三味線は、


圧倒する迫力。


細川の民謡で鍛えた喉が唸る、こぶしが回る。


浜の「石狩挽歌」、「舟唄」と共に、


渾身の演歌一大叙事詩だ。



また、高山厳の「心凍らせて」も、あなどれない。


シンプルな中に醸し出すメロディ。




そして、森昌子の再起の曲、「バラ色の未来」がある。


期待に反して、売れなかった。


バラード系に、ファンもついていけなかった。


また、昌子の声も、全盛期に到底、及ばなかった。


歌のブランクは、厳しい洗礼を受けたのだ。



今度は、


「バラ色の未来」、なかにし礼との再度のコンビで、


「こころ雪」を出す。


これが、まったく売れない。


されど、曲は、最高のメロディである。


心をこめて、


やさしく、撫でるように・・・


♪初雪が 降りかかる・・・♪のこのフレーズのメロディは、


最高峰のメロディである。


耳にしてない方は、


一度、お聴きください。


このさりげなく、インパクトがないのが、


受けない理由はわかるが、


浜圭介、ここにあり!です。



浜圭介。


誰も真似の出来ない、


雲の上のメロディメーカーである。



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【 2013/06/11 (Tue) 】 作曲家列伝 | TB(0) | CM(0)
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