至近距離の幸せ

手つかずのままの文章に、”しあわせ”と書き込んだ・・・。 少し、少しだけ、ココロが半歩、歩いた気がした。
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アイドル列伝:薬師丸ひろ子


薬師丸ひろ子です。


初めて、映画界のアイドルが登場です。



角川三人娘のひとり、いや、


先頭を切った、


文庫から映画へと、角川春樹が贈る映画アイドルの大トップバッターでした。



角川映画は、まず、「犬神家の一族」で、映画界に殴り込みをかけ


大宣伝し、大ヒットさせ、映画業界に新風を巻き起こしました。


湖でのさかさま足や、”俺はスケキヨだ!”のマネが流行り、


石坂浩ニの当たり役になりました。


(なんか、私としては、本領発揮の映画列伝です。)



角川は、その勢いをかって、「人間の証明」では、


”見てから読むか、読んでから見るか”のコピーが話題をさらい、


またまや空前の大ヒットを飛ばしました。


その次に、高倉健主演の「野性の証明」で、オーデションから選ばれ


薬師丸ひろ子の誕生となるわけです。



遂にデビューを果たしました。


ひろ子の”お父さん、怖いよ、戦車が来るよ!”のセリフはTVスポットでばんばん流れました。


初々しい演技も評判でしたが、愛くるしさにファンは増えていきました。


「戦国自衛隊」にも出ました。



そして、初主演作が、大林宣彦監督の東宝作品「狙われた学園」でした。


これは期待に反して、さほどヒットせず、


でも、次は東映に変えて、「セーラー服と機関銃」が、


大当たりしました。大グレイクです。


ラストの薬師丸ひろ子が機関銃をぶっぱなすシーンで、”カ・イ・カ・ン!”と叫び、


もう、これが、はやり言葉になり、


その時のシーンでは、ガラス破片が、ひろ子のホホを直撃し


切ってしまう騒動も、ひと役買いました。



薬師丸ひろ子は大スターに早々と登りつめました。


また、主題歌を歌い、これが、また、


大ヒットということで、ダブルヒットを遂げました。


その主題歌は、本来、自作の来生たかおが歌う予定でしたが、


角川の鶴の一声で、ひろ子に回ってきたのです。


棚からボタモチどころか、砂金が降ってきました。


初めての”夜のヒットスタ”ジオ”での初歌は今でも鮮明に覚えています。


吉村真理に、大丈夫よと、やさしく導かれ歌いだしました。


♪さようならは別れの言葉じゃなく ふたたび逢うまでの遠い約束・・・


可愛らしい歌声は、レコード同様に、なお、生歌により、


さらに、ファンを集めて行きました。


薬師丸ひろ子の完成形に向けて、走りだしました。


*余談ですが、来生たかおも、詞をちょっと変えて、「夢の途中」を出しましたが、


これも、ヒットしました。


セーラー服と・・・夢の途中が、ダブルでオリコンを席巻しました。快挙です。




そして、次の作品では


な、なんと、松田優作と共演をします。


「探偵物語」です。


優作のテレビの映画化でしたが


これも、大当たり、


ラストでは、ファンが仰天するぐらいのシーンが用意されていました。


キスシーンでした。


アイドルですから、手加減のはずが、


松田優作は、それを良しとはしませんでした。


ディープキスをしました。


それも長々と・・・。


やってくれました。が、


それも、ファンは、


女優根性として見なし、ますます、ファンを興奮のるつぼと化していきます。



主題歌も、もちろん大ヒット!


作詞に松本隆、作曲に大滝詠一という、ゴールデンコンビを配して、


♪でもね たぶん き~っと~・・・


歌の良さも手伝って、ひろ子の魅力が炸裂です。


夏休みには、長蛇の列で、場内に入りきれないほどの映画館は超満員でした。


当時の映画館は、立ち見OKでしたから、、定員オーバーは当たり前の


凄さでした。


その時の同時上映は、原田知世のデビュー作の「時をかける少女」でした。


その作品で、原田もブレイクしたので、


2本立ての、この興行は、映画館に最大の恩恵を与えました。



まだ、快進撃は続きます。


深作欣ニ監督、真田宏之共演のオールキャストで贈る「里見八犬伝」は、、


これも、凄まじい宣伝力で大ヒットをしました。



さらに「メインテーマ」では、共演の野村宏信がデビューし、


若若しい、ふたりの共演にファンはジェラシーをわかせたほどです。



そこで、


イメチェンを図るために


女優を演じ切るというテーマを持った、


夏樹静子原作のミステリー作品、「Wの悲劇」を選びました。


共演は三田佳子、ツイストの世良公則、新人ながら高木美保も出ていました。


この映画の質は、ずば抜けてよく、


薬師丸ひろ子を女優と認知させた映画です。


歌も、ユーミンが提供し、松田聖子同様の歌手としても絶頂期を迎えます。


♪もう、行かないで そばにいて・・・


切ないバラードです。


まさに名曲です。


これも大ヒットしました。


揺るぎない地位を薬師丸ひろ子は手に入れたのですが・・・


「野蛮人のように」、柴田恭平共演の映画あたりから、


なだらかに下り坂を迎えました。


そして、「紳士同盟」を主演は最後に、


角川春樹との確執?からか、それも定かではありませんが、


角川から決別したのです。



そして、、松竹の「ダウンタウンヒーローズ」に出ましたが、


全盛期の見る影もなく、興行は惨敗しました。


その後、中途半端な映画ばかりに、お茶を濁す結果となりました。


薬師丸ひろ子のアイドルとしての役目は終止符を打ったのです。



のちに、出した、「胸の振り子」の歌の作曲が縁かわかりませんが、

いわくつきの玉置浩二、
(安全地帯のボーカル。売れる前からの奥さんと離婚し、
石原真理子との熱愛は世間を騒がし、近年、石原の暴露本でDV説も問われたが、
やけぼっくいに火が付いたのか、三度目の結婚をし、半年あまりで別れました)


と、結婚したのです。


薬師丸ひろ子の父は、熱心な新興宗教の幹部でしたので、


反対を噂された中でのハワイでの結婚でした。



当然のごとく・・・


やはり、離婚しました。



もう、薬師丸ひろ子の存在は、


遠い過去となっていきます。



やがて、フジテレビの沢尻エリカ女王様?主演の「1リットルの涙」での


母親役に唖然としましたが、もう、こんな、年なんだと納得し見ましたが


この好演が認められ、


東宝映画、「オールウェイズ3丁目の夕日」にも出演し、


CGで昭和を再現したし、昭和の郷愁を誘った、この映画は、


大当たりしました。


ここでも、母親役での好演でした。


アイドルの面影を残しながらも


薬師丸ひろ子は、息づいています。



映画界のアイドルの先駆けだった、この人を、


今でも、テレビや映画でみかけると


時の移ろいを特に感じさせてくれます。



”えへ!”、”いひ!”の物マネが流行りましたが・・・。


薬師丸ひろ子は、このひとも、永遠です。


ありがとう。






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【 2009/11/27 (Fri) 】 アイドル列伝 | TB(0) | CM(1)
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【 2014/06/01 】 編集
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