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至近距離の幸せ

手つかずのままの文章に、”しあわせ”と書き込んだ・・・。 少し、少しだけ、ココロが半歩、歩いた気がした。
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「パラサイト半地下の家族」の快挙に見る邦画の現状!



韓国映画「パラサイト半地下の家族」のアカデミー賞作品賞受賞の快挙!


過去、全米以外では、イギリスが英語圏ということで、選ばれてはいたが、


すべて、外国語映画賞に置かれていた。


それが、何事もなく、異論もなく、


ハリウッドがてっぺんのリスペクト?からか、


日本でも、日本アカデミー賞と名乗って、賞の模様は、いつも、日テレで毎年3月に放映される。



雲の上の存在として、君臨していた。



それが、今回、


予想にもない、どうせ、外国語映画賞(今回から国際映画賞)で、


手打ちでしょうと、思っていたが・・・。


作品賞に、ノネートされただけでも、立派なもの、大したものだと思っていた。


ハリウッドも、間口、広げてきたな・・・。


これも、世界のご時勢か・・・。


今回は、このノミネート扱いで、前向き姿勢を見せただけと・・・。


ま~、ビックリ、こいた!


作品賞の栄冠に輝くとは・・・・。


また、自らのオリジナル脚本も賞に輝く!


ポンジュノ監督、デビュー作「吠える犬は噛まない」で、早々、才能の片鱗どころか、


稀有な才能を爆発させる。


その後も、「殺人の追憶」、「グエムル」、「母なる証明」など、


次から、次へと、話題作を手がける。


娯楽作も作れば、硬派も作れる。


芸術性豊かな監督である。



今回の受賞のスピーチ、心得ている。


自分のアイディンテティーは、


あのマーティン・スコセッシ監督と讃える。


場内は、客席のスコセッシに向かい、満場の拍手に包まれる。


ハリウッド人にもリップサービスも忘れない余裕。


大したものだ。



ここまで、「パラサイト」について、褒め称えたが、


言いたいのは、


邦画の現状が、この賞の獲得によって、


また、メイクアップ&ヘアスタイリング部門で


2回目の受賞者となった日本人、辻一弘の発言も波紋を呼んでいるが、


なおさら、あらわになった。



ここ10年以上、邦画の作品に見られる傾向は、


人気コミックの実写化、


ベストセラー小説の映画化ばかりである。


実績あるテーマで、安定を求めて、乱作する。


オリジナル脚本には、なかなかお目にかかれない。


ミニシアター系作品はあれど。



大半の大手配給会社は、


ベストセラーコミック・小説の映画化の権利に血眼になっている。



脚本家を育てる、映画人の育成には、及ばない。


お金をかけない。



また、上質な作品で、


観客も育てる、目を肥えさせることには、関心がない。


ただただ、お金儲けばかりに走るばかり。

(特に、東宝さん、大丈夫ですか?、今、ツケ、きてませんか・・・?)



異論はあるだろうが、


名指しで申し訳ないが、


映画プロデューサーの川村元気氏が弊害。


硬派な「告白」、「怒り」などもあるが、


ほぼ、当てにいく、計算づくが、みえみえでくる。


最近では、アニメの新海誠の「天気の子」は典型的な作り。


「君の名は。」は、まだ、オリジナリティにあふれていたが・・・


「天気の子」は、環境をテーマを混ぜて、真面目ぶって、


やっていることは、アニメの当てる定番、


クライマックスは、走る、走る、走りきる、回想入れて、


今度は、主人公の二人が、空を舞う、


とどめは、再会する、


みなさん、泣いてくれか!


一般人が、この受ける典型的なパターンで


一山、もう一度、当てようとする。


醜い。




だから、


邦画の現状は、


「パラサイト」のような映画を作れる土壌はないのは確かだ。


文句があるなら、


それを、映画会社が、ちゃんと、今後、証明してくれ!


あえて、邦画にエールを贈る意味で、


熱い、ゲキを飛ばしたい!



それと、


映画館サイドにも言いたい。


三重県で、今、公開しているのは、2館のみという、ていたらく。


シネコン本部が、ほぼ作品チョイスだろうが、


前に、あるシネコンの支配人に直接、聞いたのだが、


支配人が、作品の要望は出来ないのか?と問うと、


いえ、出来ますと、のたまう。



結果、


この「パラサイト」上映館、三重県、今、2館のみが物語るものとは・・・


現場も、見る目がないのだ。


「パラサイト」、去年、カンヌ映画祭受賞、


秋ごろから、シネコンに置かれている「パラサイト」のチラシには、


うろ覚えだが、”驚愕のアイデアがいいいとか、カンヌも驚いた!”ような文言が並んでたような・・・


その上、監督は、実績あるポン・ジュノときたら・・・


そこそこの映画好きなら、是非、見たくなるもの。


私は、去年の12月から、2020年正月映画には、何の食指も動かない。


思うは、1月半ばに公開される「パラサイト」と、岩井俊二監督の「ラストレター」のみ。




今、この賞を受けて、上映してない現場は今更、地団駄踏んでも遅い。


何も、アカデミー賞を予想のことではない、私もしてない。


ただ、この映画を上映する意味があるということだ。



映画に対し、アンテナも、入ってない、


日本の映画会社も、シネコンサイドも、


映画を愛していないのだ、


ただ単に、”商売の道具”と思っているのがが、あらわになった。


嘆かわしい。



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【 2020/02/11 (Tue) 】 未分類 | TB(0) | CM(0)
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